セックスライフ
前回のつづきはもう書けない。なぜなら新しい出来事が起きていくから。
「今日は何を着けてくれるの?」
大量に持ち合わせている訳では無いランジェリーの中から選び出す。
シャワーの後、選んでいる様子を見ながら、彼は自分で自分自身を触っている。
だいたいいつもこんな感じで始まっていく。
今日は、部屋で食事をし、食事の合間の会話の中で「今日はセックスしようね」と約束をした。
「今日はしようね」の会話は、夕方の買い物の合間だったりテレビを見ながらだったり、その時によりまちまちなのであるが。
今日は珍しく薄いピンクのレースで作られたショーツを着けた。
かなり薄い素材で出来ており、羽の様に軽い。
確か衝動買いのインポートものだったはず。
ショーツを身につけ、そしてそのまま彼にゆっくり覆いかぶさった。
キスを繰り返し、お互いの乳首をまさぐりながら、体全体で絡み合う。
彼は私を舐めるのが大好きだ。私も彼を舐めるのが大好きだ。
まず舐められるのは私から。
「いっぱい舐めたいからそのまま、おいで」と呼ばれ、ゆっくりと彼の顔の上にまたがる。
そして「全部飲んでやる」と言いながら、舐め続ける。
私は、あまり大きな声を出す方ではないから、消え入りそうな小さな声で喘ぐしかない。
力が抜けるほど、そうされた後。
次は、彼の番。彼もこのときの為にいつも自分の下着を選んで身に着ける。
と言うか、買うときは一緒に選び身に着けるときは私が選んであげる。
彼は、申し訳程度に隠した下着をつけているが、やわらかく包む感覚が気持ち良さそう。
その包まれたところを右手でソフトにしごくようにすると、ため息を洩らした。
包まれた状態のまま、口に含むと、とても大きくなっている。
まだまだ、たっぷり時間をかけないと・・・
そのまま私が上になり、少しづつ角度を変え口に含んだまま、彼の顔の前で足を広げた。
人から見たらなんて変な格好、頭と足が逆になって重なりあってる。
でも、誰も見てないから平気。
お互いの口元から洩れてくる音と自分の感覚だけが頼りの時間。
口だけじゃ物足りないから、お互い指も使いながら。
そして彼が「入れて」というまでそれを続ける。
「入れて」と静かに言ったので、そのまま方向を変えてゆっくり深く腰を沈めた。
すると、体は自然に前方の倒れ、ひっきりなしにお互いの唇の届く範囲をキスしあった
次は私が下になり彼が上から刺激してくる。
私の足を肩の上に乗せたり、足をVの字に広げたり、片方の足を肩に乗せ斜めから。
「後ろからしてあげようか」と言うので、今度は立ち上がって。
強く突かれるので、頭がぼんやりしてくる。
少し離れたところのガラスに、二人の姿がぼんやり映り込んでいるのが見えるから、彼は一層興奮するようだ。
そして、彼は突きながら、私のショーツを後ろから手で裂き始めた。
ストッキングで出来たような素材なので、裂くのは簡単だ。
そのまま、ベットに私を転がし、今度は正面から責める。
突きながらショーツの正面も裂き、一度体を離した。
裂けた部分を広げ、そこからもう一度私に入ってくる。
そして、「もうだめだ」と言いながら、横たわった私に「いっぱい出すから」と言いながら、見下ろしながら大量に放出した。
あまりに沢山なので、口角から流れ出し、右の耳まで達してしまった。
お互いに少し変態なのかと心配し合うことがある。
でも、「誰に見せる訳じゃないから」と笑いながら ”次はどうしようか”と眠りに着く前に語り合う。